3月17日現在、「広島銀行」をかたるフィッシングメールが確認されているとして注意喚起が行われている。

概要

フィッシング対策協議会に寄せられている事例では、フィッシングメールの件名に「[広島銀行]ひろぎん銀行に取引を制限について」と記載されているという。
また、本文には「不正なアクセスの可能性がある」「サービスを制限」「下記リンクから制限を解除」などと、文末に同記されているURLへリンクを促す内容となっている。
リンク先は、広島銀行のネットバンキングサービスへのログインページを偽装したフィッシングサイトとなっている。
当該ページには契約者番号や暗証番号などの入力フォームが表示され、入力した情報は攻撃者に窃取される恐れがある。

対策

広島銀行は正規サイト上でフィッシングメールに関する注意喚起を実施。
身に覚えのないメールは削除し、リンク先で情報を入力しないよう呼びかけを行っている。
また、フィッシング対策協議会からはサービス利用時は受信したメールやSMSからではなく、公式アプリやブラウザーのブックマークから行うよう推奨されている。

【参考URL】
広島銀行をかたるフィッシング (2023/03/17)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/