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2025.8.4 /
ガストやバーミヤンの運営、約2,270名分のクレジットカード情報流出か 不正アクセス
2025年7月30日、ガストやバーミヤンなど飲食チェーンを展開する「すかいらーくホールディングス」が運営する「テイクアウトサイト」で、第三者による不正アクセスが発生。
顧客の個人情報が流出した可能性があることが判明している。
調査の結果、約2,270名のクレジットカード情報が影響を受けた可能性があるという。
すかいらーくによると、2025年5月7日に同サイトへの不正アクセスを確認し、即座にサイトを閉鎖。
専門の調査会社による調査を開始した。
調査の結果、2025年4月30日から5月7日までの間に、新規にクレジットカードを登録した顧客2,270名の情報が流出した可能性があることが判明。
流出した可能性のある情報には、氏名、性別、生年月日、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードが含まれている。
不正アクセスの原因は、システムの脆弱性(セキュリティ上の弱点)を悪用されたことによるものとされている。
すかいらーくは、影響を受けた可能性のある顧客に対し、個別にメールで連絡し、謝罪と詳細を連絡。
また、クレジットカード会社と連携して不正利用の監視を強化し、顧客にはクレジットカードの利用明細を確認するよう呼びかけており、万が一、身に覚えのない請求があった場合、カード会社への問い合わせを推奨している。
すかいらーくは、今回の事態を受け、システムのセキュリティ強化や監視体制の改善を進めており、「テイクアウトサイト」のクレジットカード決済再開については、準備が整い次第、公式ウェブサイトで告知する予定だという。
すかいらーくは、今回の情報流出について謝罪。
再発防止に向けて全力で取り組むとしている。
【参考記事】
https://corp.skylark.co.jp/