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2024.5.13 /
スーパーマーケットチェーン「イズミ」でランサムウェア被害 7,782,009名の会員情報流出を懸念
ショッピングセンターやスーパーマーケットを運営するイズミ社で、ランサムウェア攻撃によるシステム障害が発生した。
公表によると、同社が運用する一部サーバー内のデータ暗号化やシステム障害が発生している状況とのことで、同社関連のポイントカード「ゆめカード」の会員情報も影響を受けた可能性が懸念されている。
影響対象とみられているのは7,782,009名の会員で、氏名・電話番号・住所・生年月日・性別・ポイント管理番号情報が流出した可能性がある。
なお外部専門機関の調査では、公表時点での個人情報を含む同社グループ保有情報が外部へ流出した事実は確認されておらず、クレジットカード情報や「ゆめアプリ」「ゆめオンライン」「ゆめデリバリー」の情報は別システムで運用されていることから、被害の対象外と説明されている。
現在、イズミでは外部専門家と連携したセキュリティと監視体制の強化、再発防止に取り組んでいるとのこと。
【参考記事】
当社システムに対する外部攻撃に伴う個人情報に関するお知らせとお詫び
https://www.izumi.co.jp/
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2024.5.13
ランサムウェアと恐喝67%増 被害の50%以上が従業員数200名未満の中小企業【NTT調査】
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2024.5.14
韓国裁判所で5171件以上の個人情報流出 北朝鮮ハッカー集団2年以上にわたり侵入