総務省はヤフーに対し、不適切なユーザー情報の提供があったとして行政指導を行った。

ヤフーは2023年5月18日から7月26日までの期間、韓国のインターネット事業者「NAVER Corporation」にユーザー情報を試験運用として提供していたが、情報提供についてユーザーへの十分な説明と周知がされていなかったという。
提供されていたのは、約756万名分のユーザー位置情報や検索ワードに関するデータが該当する。
また、NAVER社において提供されたデータのコピーが可能な状態であったことからも、安全管理面で不適切であったことが確認されている。

総務省はヤフーに対して、「ユーザーへの適切な周知」、「組織内ガバナンスの見直し」、「情報提供拒否の仕組みづくり」、「情報コピー防止」などの安全管理体制を構築するよう求めた。

【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7e901fe079e3950d1f7232bdf370b79980cadca
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1527481.html