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2024.6.10 /
九州電力顧客など約104,000件分情報流出の可能性 電力事業者でランサムウェア被害発生
電力供給関連サービス、電子機器の製造・販売を展開する「キューヘン」社において、ネットワークの一部が第三者による不正アクセス被害が発生したという。
公表によると2024年6月3日、同社ネットワークがランサムウェア攻撃を受けたことにより社内情報の一部が暗号化されたという。
影響を受けた可能性のあるパソコンの停止や、ネットワークからの切り離しなどの緊急対応を実施して調査が開始された。
2024年6月5日、ランサムウェア攻撃による不正アクセスが原因で、約104,000件の個人情報が流出した可能性が判明。
影響対象には給湯器販売に関する業務で使用するデータが含まれており、九州電力から委託を受けている約4千件の個人情報が含まれていたという。
キューヘンは関係機関への報告を行い、今後、影響を受けた可能性のある顧客に対しても連絡を取る予定。
また、被害状況の調査と対応を続け、再発防止策の強化を進める方針を示している。
【参考記事】
社内ネットワークの一部への不正アクセスについて
https://www.kyuhen.jp/