ペット用品を取り扱う「マルカンオンラインショップ」において、外部からの不正アクセス被害があり、複数の情報流出の可能性が判明している。

概要

同サイトの運営会社の「株式会社マルカン」によると、不正アクセスが判明したのは2021年6月30日。
クレジットカード会社から同サイト上で情報流出を懸念する連絡が入ったことによるもの。
調査の結果、サイト内のセキュリティ上の脆弱性を突いた第三者からの不正アクセスが判明。
サイト内の決済システムの改ざんや、顧客情報流出の可能性が浮上している。

影響範囲

当該攻撃による影響が懸念されているのは、2019年8月5日から2021年６月21日までの期間、「マルカンオンラインショップ」でクレジットカード決済を利用した顧客1,152名。
カード名義人名をはじめ、カード番号、有効期限、セキュリティコードが含まれるクレジットカード情報が流出対象とのこと。

対応

マルカン社は、クレジットカード会社と連携した被害対象とみられる取引内容のモニタリングを実施。
同時に、全顧客に向けクレジットカード明細内に不審な項目がないか確認を呼び掛けている。
なお、問題があった「マルカンオンラインショップ」は現在閉鎖されており、今後再開の見込みはないと説明されている。