2月14日現在、「ソニー銀行」をかたるフィッシングメールが複数件確認されているとして注意喚起が行われている。

概要

フィッシング対策協議会に寄せられている報告では、「お取引目的の確認」や「ソニー銀行から重要なお知らせ」などの件名が使用されているという。
また本文中には「取引目的の確認」「口座取引を一部制限」「お客様情報の確認」などと、外部ページへのリンクが記載されているという。
リンク先は、ソニー銀行のログインページを偽装したフィッシングサイトとなっており、口座番号やパスワードなどの情報入力させるフォームが表示される。
誤って情報を入力すると、攻撃者に情報を窃取される恐れがあるというもの。

対策

ソニー銀行は、正規サイトにて以下の注意点を呼び掛けている。
・正規ドメインは「moneykit.net」でmoneykit.とnetの間に別の文字が入ることはない
・キャッシュカード裏面にある製造番号10ケタ全ての入力を求めることはない
・ワンタイム認証の過程でメールアドレスを求めることはない

また、フィッシング対策協議会からは日ごろからサービスログイン時はメールやSMS内のリンクからではなく、公式アプリやブラウザーのブックマークを利用するよう注意を呼び掛けている。

【参考URL】
https://www.antiphishing.jp/news/alert/
https://moneykit.net/visitor/info/2022/11/04_02.html