5月22日現在、関西みらいフィナンシャルグループ傘下「みなと銀行」をかたるフィッシングメールが確認されているとして注意喚起が行われている。

概要

フィッシング対策協議会に寄せられているケースでは、フィッシングメール件名には「【みなと銀行】振込（出金）、ＡＴＭのご利用（出金）利用停止のお知らせ［0016］」、「【みなと銀行】お取引確認の必要がございます。」といった表記のものが確認されているという。
また、本文内には「ログイン異常により振込、ATMの利用が停止」「セキュリティ強化手続きが完成していない」「解除手続きしてください」などの文言に加え、外部ページへのリンクが記載されている。
リンク先は、みなと銀行のユーザーページへのログイン画面を偽装したフィッシングサイトとなっており、ユーザーネームとパスワードを入力させるフォームが表示されるという。
当該ページで情報を入力すると、攻撃者に情報が窃取される恐れがあるというもの。

対策

フィッシング対策協議会は、日ごろからサービス利用時はメールや SMS から行わず正規アプリやブックマークからアクセスするよう注意喚起している。
また、フィッシングメールが届く際は迷惑メールフィルターを有効にすることも推奨されている。

【参考URL】
https://www.minatobk.co.jp/caution/#email
https://www.antiphishing.jp/news/alert/minatobank_20230522.html