2020.6.17 /

モバイル端末とサイバーセキュリティ①

ノートパソコン、スマートフォン、タブレットなどのモバイル端末は、いまでは私たちの生活に密着して欠かせないものとなっています。家や会社にいなくても、仕事も、調べ物も、連絡も、全部できてしまいます。もはや手放せない便利さを皆さん経験していると思います。

しかし、やはり便利さの裏側にはリスクが伴います。

まず、持ち運べてしまうがゆえにプライベートと仕事の使用が切り分けにくくなります。常にスマートフォンを2台とノートパソコンを2台を持ち歩いている人は少数でしょう。プライベートのスマートフォンでつい仕事のメールをチェックしている人、業務用のノートパソコンでついプライベートな関心事の調べ物をしている人はとても多いのではないでしょうか。モバイル端末が普及したことで仕事とプライベートの時間があいまいになりつつあるということは、端末の使用においても両者の線引きがあいまいなものになっていると言えます。

モバイル端末は保護された環境下で使用しているデスクトップパソコンと比較すると、格段にセキュリティ面での脆弱性が高くなります。いわば、個人情報や企業の機密情報を持ち歩いているのと同じですね。そこから重要な情報を失ってしまう、漏らしてしまうということは現実にあり得る話になっています。

モバイル端末と一緒に発展し、浸透してきたのが「アプリ」です。私たちは様々なアプリを自分の端末にインストールし、ことあるごとに活用しています。ここにも気を付けなければいけないサイバーセキュリティ上のポイントがたくさんあります。

これだけ普及したモバイル端末というツールを、悪意を持ったサイバー犯罪者が見逃すわけがありません。既に、モバイル端末に特化して設計されたマルウェアの数は1,600万個を超えています。もし端末を乗っ取られたら・・・、そこには連絡先情報も、様々な写真や動画も、仕事上の機密情報もすべて入っているわけです。想像しただけでもぞっとしますね。

さらに、モバイル端末にはマイクや位置情報なども付随していますから、乗っ取られた端末のこういった機能はもはや所有者を追跡しリアルタイムの情報を得るための「スパイツール」と言っても過言ではありません。

次回は、モバイル端末を使ううえでの基本的なサイバーセキュリティの安全対策についてご紹介します。

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