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2024.5.24 / NEWS TRAINING / SEMINAR
【可搬式】OT向けサイバーセキュリティトレーニング 『オンサイト型 ICS Defense Essentials』提供開始のお知らせ
全国各地で実践的なOT向けサイバーセキュリティトレーニングの実施が可能に
サイバージムジャパンでは、新たなOT向けサイバーセキュリティトレーニング『オンサイト型ICS Defense Essentials』の提供を開始します。
サイバー攻撃は日々巧妙化し、その脅威はかつてないほどの高まりをみせている中、近年OT設備を狙ったサイバー攻撃の被害やサプライチェーンの脆弱性を突いた事例の増加が顕著になっています。また、サイバーセキュリティ対策が経営上の最重要課題のひとつとなるなかで、特に製造業においては経済安全保障法でも企業の製造現場のサイバーセキュリティの対策が求められており、実践的なサイバーセキュリティトレーニングのニーズが高まっています。
サイバージムジャパンでは、既に制御装置モデルを用いた実践的OT向けトレーニングを提供していますが、その設備の規模から提供できる教育施設が都内の1か所に限られていました。一方で、クライアント企業の生産拠点は全国各地にあり、より多くの現地従業員の受講を実現するため、地元での開催を求めるお声を多くいただいていました。
これらのニーズに応えるため、実践的な要素は最大限残しつつ、持ち運ぶことのできる設備と攻撃シナリオを開発し、この度『オンサイト型ICS Defense Essentials』として新たにトレーニングラインナップに加えることといたしました。
これにより、これまでは各企業から限られた人数でしか受講することのできなかった企業へ直接出向き、あるいは各地域で運営をしているCYBERGYMトレーニングアリーナにおいて、実際の生産現場などで勤務されている皆さまへより利便性の高いトレーニングのご提供が可能となります。
サイバージムジャパンでは、国内OT・IoTの現場における実用的なトレーニングを提供することにより、OT・IoTに対するサイバーセキュリティの向上やIT部門とOT部門双方が有機的に相互作用するセキュリティ基盤づくりに寄与して参ります。
<トレーニング概要>
名称:『オンサイト型 ICS Defense Essentials』
期間:1~2日間 ※開催回ごとに応相談
会場:CYBERGYM各アリーナ または クライアント企業指定の会場
概要:ホワイトハッカーが行う制御装置への実際のAPTを体験、サイバー攻撃防御の基礎、各種ツールを用いた攻撃調査と初期分析
習得スキル:
・複数の検出・監視ツールを駆使した、制御装置・システムにおけるサイバーインシデントの検出スキル
・検出したインシデントの初期分析スキル
提供開始時期:2024年9月(予定)
※現在、本トレーニングに関する事前のご説明・ご相談を承っています。お気軽にお問い合わせください。
<可搬式設備イメージ>
※演習では、検品システムを模した設備を用いて、各制御ポイントに実際のサイバー攻撃を行います。
受講者の皆さまには、様々なシナリオの攻撃を体験しながら、対応手法を習得していただきます。
サイバージムジャパンは、イスラエル電力公社などを戦略的パートナーとするCyberGym Control Ltd.(イスラエル、以下「CYBERGYM」)との共同事業として、CYBERGYM独自のサイバーセキュリティ訓練サービス用の設備・プログラムをアジア地域において提供し、各地に開設したセキュリティ訓練施設『CYBERGYMアリーナ』をプラットフォームとして、セキュリティ人材の育成・供給や脆弱性診断、そして多くの経験とノウハウを活かしたセキュリティコンサルティングを中心とするトータルサイバーセキュリティソューションを提供しています。
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